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腸内フローラ検査とは?わかること・費用・流れを徹底解説

「ヨーグルトを続けているのに実感がない」「自分に合う健康習慣がわからない」といったお悩みの原因は、自分の腸内フローラの状態を知らないことにあるかもしれません。そこで役立つのが「腸内フローラ検査」です。
本記事では、腸内フローラ検査からわかることや費用、検査の流れまでを徹底解説します。
結果の活かし方もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
腸内フローラ検査とは「自分に合う健康習慣」を知るための第一歩

腸内フローラ検査とは、便を採取して腸内フローラ(腸内細菌)の遺伝子を分析し、腸内細菌の種類やバランスなどを可視化する検査のことです。最近では、自宅で完結する検査キットも普及し、1万円台から手軽に腸内フローラ検査を受けられるようになりました。
Body Granolaの腸内フローラ検査では、自分の腸内フローラがどのタイプか、短鎖脂肪酸をつくる主要な菌がどのくらいいるか、自分のタイプに合った食材・生活習慣のヒントなどを知ることができます。
「とりあえずヨーグルト」「なんとなく食物繊維」といった手探りの健康習慣に限界を感じている方にこそ、腸内フローラ検査がおすすめです。
そもそも腸内フローラとは?

腸内フローラ(腸内細菌叢)とは、私たちの腸内に生息するおよそ1,000種類・約40兆個ともいわれる細菌の集合体のことです。顕微鏡で見たときに、細菌が花畑(=flora)のように広がっている様子に見えることからこの名がつきました。
腸内細菌のバランスは一人ひとり異なります。食生活・年齢・生活環境などによって構成が変わるため、「自分の腸内フローラがどうなっているか」を把握すること自体に意味があります。
近年は腸内フローラと全身の健康との関連を示す研究も増えており、腸内環境を科学的に知りたいというニーズから、腸内フローラ検査への関心が高まっています。
腸内フローラ検査でわかること【項目別に解説】
腸内フローラは健康な人でも一人ひとり異なります。そのため、一般的に「腸にいい」とされる食品が、自分にも合っているとは限りません。そこで活躍するのが、腸内フローラ検査です。ここでは、Body Granolaの腸内フローラ検査でどのような情報がわかるのか、項目ごとに具体的に見ていきましょう。
【Body Granolaの腸内フローラ検査でわかること】
①自分の腸内フローラのタイプ
②短鎖脂肪酸をつくる主要な菌がどのくらいいるか
③自分のタイプに合った食材や生活習慣のヒント
①自分の腸内フローラのタイプ(全57パターン)
腸内フローラ検査では、腸内に多く生息する細菌の種類をもとに、自分の腸内フローラのタイプが全57パターンから判定されます。
※上記はあくまでデータベースからの傾向として、このような人が多いということを示しています。
さらに、日本人全体における割合もわかるため、自分の腸内環境がどのような位置づけにあるのかを客観的に把握できます。
「自分の腸内フローラはどんなタイプなのか」を知ることが、これからの健康習慣を考えるうえでの第一歩になるでしょう。
②短鎖脂肪酸をつくる主要な菌がどのくらいいるか
腸内細菌の中には、健康との関連が研究されている菌がいくつも存在します。なかでも注目されているのが「短鎖脂肪酸」をつくり出す菌です。短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖などをエサにして生み出す代謝物質のこと。さまざまな健康との関連が近年の研究で報告されています。
腸内フローラ検査では、短鎖脂肪酸の産生に関わる主要6菌について、菌の有無や保有割合を確認できます。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| バクテロイデス | ・多くの人で割合が多い菌※1として報告されている ・動物性たんぱく質や脂質の多い食事をする人に多いとされ、水溶性食物繊維(イヌリンなど)をエサにプロピオン酸※2をつくり出す |
| ビフィドバクテリウム | ・いわゆるビフィズス菌で、日本人の多くの人が保有している菌 ・とくに乳製品を食べる人に多いという報告がある ・水溶性食物繊維(オリゴ糖など)をエサに酢酸をつくる※3ことが知られている |
| ブラウティア | ・多くの人が保有している菌 ・酢酸をつくるはたらき※4が知られている ・カカオポリフェノールによって増える※5ことが報告されている |
| フィーカリバクテリウム | ・多くの人が保有している菌 ・水溶性食物繊維(ペクチンなど)をエサに酪酸をつくる※6ことが知られている ・果物、野菜、玄米雑穀米を食べる人や運動習慣のある人に多い傾向が報告されている |
| プレボテラ | ・穀物や野菜、豆類などの食物繊維を多く食べる人に多く存在※7することが知られている ・水溶性食物繊維(大麦など)をエサにコハク酸※8をつくり、そのコハク酸は他の腸内細菌のエサとなりプロピオン酸につくり変えられる |
| ルミノコッカス | ・やや多くの人が保有している菌 ・レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)をエサに酢酸をつくり出す※9,※10ことから、RS分解菌の代表的な種類として知られている ・果物や野菜、きのこを食べる人に多い傾向が報告されている |
※2~※8に関する研究論文は こちら
自分の腸内にどの菌がどのくらい存在しているかを把握することで、自分の腸内フローラの特徴をより具体的に理解できます。
他にも、以下のような項目が検査結果から確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 腸内細菌の多様性 | 多様な菌がバランスよく存在しているかどうかの度合いを判定 |
| 口腔常在菌 | 口腔内に多い菌が腸内にどの程度存在するかを確認。口腔ケアを見直すきっかけになる |
| エクオール産生菌 | 大豆イソフラボンからエクオールを産生する菌の有無がわかる |
| やせ菌 | やせ型の人に多いとされる菌の有無がわかる |
③自分の腸内フローラのタイプに合った食材・生活習慣のヒント

腸内フローラ検査で自分の腸にどんな菌がいるかがわかると、その菌が好む食材を意識し、食生活に活かすことができます。
一般的に、腸内フローラを良好に保つにはオリゴ糖や食物繊維を多く含む食材を日々の食事に取り入れ、腸内細菌にエサを届けることが大切とされています。
ただし、そのような食材を摂っていても、自分が持っていない腸内細菌のエサを取っている場合もあるかもしれません。まずは腸内フローラ検査で自分の腸内フローラを知り、自分に合った食材を選んでいくことが重要です。
いくらかかる?腸内フローラ検査の費用の目安
腸内フローラ検査の費用は、自宅キットで15,000円〜20,000円、医療機関では20,000円前後〜が目安です。
自宅キットと医療機関はどっちがおすすめ?
腸内フローラ検査の方法は、大きく「自宅キット」と「医療機関」の2つに分かれます。それぞれ特徴が異なるため、自分の目的に合わせて選ぶのがポイントです。
| 比較軸 | 自宅キット | 医療機関(一例) |
|---|---|---|
| 費用目安 | 15,000円〜20,000円 | 約20,000円〜 |
| 手軽さ | 採便→ポスト投函で完結 | 通院が必要 |
| 結果の届き方 | Webマイページ(4〜6週間) | 医師から直接説明 |
| 結果の確認方法 | レポート提供が中心 | 医師の所見・生活指導あり |
手軽さ重視の方には「自宅キット」がおすすめです。
自宅キットはネットなどで購入でき、自宅で採便してポストに投函するだけで完結する検査です。誰にも会わずに自分のタイミングで検査できる手軽さが最大の魅力で、忙しい方や、病院に行くほどではないけれど腸内環境を知りたい方に向いています。結果はWebのマイページなどで確認でき、視覚的にもわかりやすいレポートが届きます。
医師に相談しながら進めたい方には「医療機関」での検査がおすすめです。
クリニックなどで医師の指導のもと検査を受け、結果説明も医師から直接受けることができます。慢性的な体調の悩みがある方や、人間ドックのオプションとして活用したい方に適した方法です。ただし、検査項目は自宅キットと共通のケースも多く、検査精度そのものに大きな差はありません。
自宅キットと医療機関での検査の主な違いは「結果の解釈に医師の所見がつくかどうか」という点にあります。
検査結果を日々の食事に反映させたい方は「 Body Granola」がおすすめ!
腸内フローラ検査は自分の現在の状態を知ることに役立ちます。しかし、より重要なのは「結果をどう活かすか」です。検査結果を効率的かつ手軽に日々の食事に反映したい場合は、検査と食事提案がセットになったサービスも検討してみましょう。| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| まずは気軽に腸内環境を知りたい | 自宅キット |
| 持病がある・医師に相談したい | 医療機関 |
| 検査結果を毎日の食事選びに活かしたい | 検査+食事提案の一体型サービス |
Body Granolaは、腸内フローラ検査の結果を参考にグラノーラのトッピングを選べるサブスクリプションモデルです。腸内フローラ検査から日々の健康習慣までを、ひとつのサービスで体験できるプログラムになっています。
腸内フローラ検査の流れ【5ステップ】
Body Granolaの腸内フローラ検査の流れは、大きく以下の5つのステップになります。- 検査キットの購入
- 採便
- ポスト投函
- 解析
- 結果確認・活用
Step1〜3|キット購入→採便→投函

WEBサイトなどで検査キットを購入すると、2〜7日ほどで自宅に届きます。検査キットが届いたら、ガイドブックの説明に沿って、付属の採便用シートを使ってトイレで採便し、返送用封筒に入れてポストに投函するだけで完了です。
なお、抗生物質など一時的な服薬中の方は、服薬終了後1ヶ月程度あけてからの採便が推奨されています。常用薬であれば、通常通り服薬中でも採便できます。また、生理中の採便はなるべく避けましょう。
Step4〜5|解析→結果確認・活用

検体の提出から4〜6週間で解析が完了し、Webのマイページで結果を確認できます。結果画面では、自分の腸内フローラのタイプや主要な菌の保有割合などが解説付きで表示されます。
検査結果を活かす方法【日常に取り入れる3つのヒント】
ここからは、腸内フローラ検査の結果を日常に取り入れるための、具体的な方法を3つ紹介します。①自分の腸内フローラのタイプに合った食材を意識する
②パーソナライズサービスで食材選びをシンプルにする
③定期的な再検査で変化を数値で確認する
①自分の腸内フローラのタイプに合った食材を意識する
自分の腸内にいる菌の傾向がわかれば、日々の食材選びの参考にできます。検査結果では、あなたの腸内にどんな菌がいるかに加え、その菌が好むおすすめ食材も紹介されています。結果を参考に、自分に合ったものを日々の食事に取り入れてみましょう。
おすすめ食材の多くには、食物繊維やオリゴ糖など「有用な腸内細菌のエサとなる食品成分」が含まれており、これらは「プレバイオティクス」と呼ばれています。
②パーソナライズサービスで食材選びをシンプルにする
検査結果はわかっても「具体的に何をどう食べればいいか迷ってしまう」という方は、パーソナライズサービスを活用するのも方法の1つです。Body Granolaは、検査結果を参考に、自分の腸内フローラの主要な菌が好む素材(プレバイオティクストッピング)を選べるサービスです。ベースグラノーラにトッピングを混ぜるだけなので、毎日の朝食として手軽に取り入れられます。
Body Granolaの腸内フローラ検査キットは16,500円(税込)、Body Granolaの定期購入は20食プランで3,780円(税込)です(送料別)。
検査+グラノーラのプログラムを詳しく見る
③定期的な再検査で変化を数値で確認する
腸内フローラは食生活によって変化します。そのため、1年に1回程度のペースで再検査をすることで、自分の腸内環境の変化を数値で確認できます。「腸内細菌の割合が変わった」「多様性スコアが変化した」などのデータを見ることは、日々の食習慣を振り返るきっかけにもなるでしょう。
【FAQ】腸内フローラ検査についてよくある質問
ここでは、腸内フローラ検査についてよくある質問をQ&A形式で解説します。Q. 腸内フローラ検査に痛みはある?
自宅での採便のみで完結するため、痛みを伴う検査ではありません。医療機関で受ける場合も、採便方法は同じです。
Q. 検査結果はどのくらいで届く?
Body Granolaでは、検体到着から4〜6週間後にマイページから結果を確認できます。
Q. 腸内フローラ検査は子どもでも受けられる?
サービスによって対象年齢が異なります。Body Granolaの場合、検査対象は6歳以上です。
申し込み前に対象年齢を確認しましょう。
Q. 腸内フローラ検査はどんな人におすすめ?
自分の腸内環境を分析データで把握したい方、食生活を見直すきっかけが欲しい方などにおすすめです。
「なんとなく健康習慣を続けているが、自分に合っているかわからない」と感じている方にも向いています。
まとめ|腸内フローラ検査で「自分に合った選択」を見つけよう
腸内環境にアプローチするための選択肢が増えた今、「結局、何が自分に合うのかわからない」という方も多いです。腸内フローラ検査は、分析データをもとに自分の腸内環境を可視化し、科学的根拠を基に自分に合った健康習慣を見つけるための道しるべとなるでしょう。
「なんとなく」の健康習慣を卒業して、自分の腸内フローラに合った形を見つけることが大切です。まずは自宅キットで気軽に始めるのもいいでしょう。また、検査から食習慣までを一気に進めたいなら「Body Granola」のようなサービスを活用するのもおすすめです。健康への第一歩は、自分の目的に合った検査方法を選んで申し込むことから始まります。